プロウスリブ・プトリ島 体験記

インドネシアの首都ジャカルタの港から高速ボートで1時間30分。
そこには最高のバカンスを過ごせるリゾートがあります。その名もプトリ島(Putri Island)
ジャカルタの北部には130の島があり、その島郡は何千島もあるように見えるので千の島(Thousand Island)(プロウスリブ)
と呼ばれています。その中の一つがプトリ島。今回はこの島に行ってきたのでご紹介します。




ジャカルタのアンチョール港のピア9番から8時に出発します。
このボートで行くことになります。エンジンは4つ付いており、スズキ製でした。
冷房などという代物はありません。窓を開けていると海水が入ってきますので、閉める必要があるので、蒸し風呂状態。
ほぼ定刻通りにアンチョール港を出発。手前に見えるのは超高級住宅街です。
船は上下左右にものすごく揺れます。弱い方は酔い止めは必須でしょう。ストローをさして飲むミネラルウォーターが配られます。
ジャカルタを少し離れると、だんだん海が綺麗になってきます。
途中にはいろいろな島が見えてきます。窓を開けていると海風が気持ちいですが、海水が入ってくるので途中で閉めてしまいました。
船は、入海に入るとまもなくプトリ島へ到着しました。
島に到着すると歓迎の踊りをやっていました。皆カメラを向けていました。
一周10分〜15分の小さな島ですが、グラスボート、トンネルアクアリウム、プール、サンセットクルーズ、各種アクティビティなど充実しています。
コテージへのチェックインは13時、チェックアウトは12時、船の出港は14時でうまく客を入れ替えさせるようになっています。チェックインするまでの荷物はフロントオフィスの前においておくことができます。
海は同じジャカルタとは思えないほど綺麗で、本当に感動します。
釣りをされてる方もいました。実はアンチョール港で釣竿を200円で売っている人がいて断ってしまいましたが、買っておけば良かったと思いました。閑話休題、とにかくこの島では海風をあびながら昼寝をするのもよし、釣りをするのもし、アクティビティに挑戦するもよし、読書をするもよし、自分のしたいことをして、ゆったりとした時間を感じることができます。これぞスローライフ!
僕たちも、昼食の時間まで、木陰のベンチに腰をおろし、海風を浴びながら音楽を聞いていたら気持ちよくなって寝てしまいました。
こちらがアクアリウムトンネル。
たくさんの魚とサンゴが綺麗です。下にはりみたいに見えるのはウニでしょうか。
昼食になりましたので、レストランへ。この島では食料が手に入るのはこことミニショップしかないので、朝昼晩と3食しっかりついてきます。
時間は、
朝食 7:00~9:00
昼食 12:00~14:00
夕食 19:00~21:00
となっていました。料理はすべてインドネシア料理のバイキングで、水以外のドリンクは有料です。(しかも水は冷えていません、なのでかなりの人が購入していました)
魚と焼きそばのようなモノはかなり美味しかったです。しかし、ご飯はインドネシアのご飯なので、かなり臭います。あまりおすすめはしません。
コテージは2つに分かれていています。僕たちは12番の方を利用しました。
なんとコテージのベッドはダブルベッドではなく、1つだけです。さらに、コテージのシャワーは温水は出ますが、塩水です。確かにこの環境で淡水を出せと言われても厳しいかもしれませんが、女性には少し厳しいかもしれませんね。
夕方5時にサンセットクルーズが出発します。
水平線上に沈む太陽はとても綺麗でした。...がしかし
太陽が沈んだ後も一向に船が動きません。通りで操縦員が携帯で連絡を取ってたり騒いでたりしていたわけでした。なんと船のエンジンが故障して動かなかったのです。
そして待つこと10分、救助船が駆けつけました。
まったくアナウンスがないので、救助船とロープで結ばれるまで何がどうなっているのかわからないので乗客たちはポカーン状態でした。
難破した我らの船と救助船がロープで結ばれこれで助かったかと思うと...
どうやら重すぎて動かないようです...。そりゃそうだ完全に定員オーバーですから。
結局救助船に乗り換えました。
船はだいぶ流されていたようで、プトリ島へは20分〜25分くらいは掛かりました。
居合わせていた日本人の方とさすがインドネシアクオリティと話していました。
その方が"Tidak apa-apa!"(大丈夫、平気だよ)って絶対言うよと言われて船がプトリ島に到着したらスタッフがほんとに"Tidak apa-apa"と言ったので笑えました。
疲れた後は、もうすでに夕食の時間でした。こちらはインドネシアの焼き鳥、サテです。
鶏肉や羊肉を焼いたもので、日本人が食べる焼き鳥とあまり変わらないです。違うのはココナッツソースを塗ることくらいでしょう。かなり美味しいです。
夕食時には生演奏を聞きながら食べることができました。
2日目。朝食は、ナシゴレン(チャーハンのようなもの)やパン、パンケーキ、目玉焼きなど少し洋食のようなものもあり、おそらく3食のなかで一番美味しい食事だと思います。
実は1日目の夜に財布をなくしてしまい、フロントの方に相談したらスタッフ5人でボートや島のなかを探してくださって見事あの難破した船のなかに落ちていたと見つけて持ってきてくださいました。日本人にとってはインドネシア人の適当さも目立ちますが、こういう真面目で世話焼きな一面もあり、感激しました。
2日目はシュノーケリングをしてみることにしまいた。ショップにメニュー表がありそこから借りられます。料金は700円程度だったとおもいます。支払いはチェックアウト時。
一応、使い方は教えてくれますが、あとは自己責任でやるというのが条件のようです。
シュノーケリングはサンゴ礁を見れて楽しいですが、あまり深瀬には行かない、口に水が入ってきたときの事のシュノーケルクリアのやり方を覚えるなど幾つか注意しなければいけないことがあります。手軽さや自然を相手にすることゆえに日本でも年間で数件死亡事故があるようです。
こちらはミニショップです。おみやげのTシャツ・バッグ、ジュース、ビール、インスタント麺、お菓子の他に薬も売っていました。
島の道はすべて綺麗な砂でできています。また、この島のなかで運が良ければコモドドラゴンやリスに逢えるようです。
テニスコートもあります。
2日目のサンセットクルーズは同じ船でしたが、問題ありませんでした。
グラスボトムボートは毎日9時出発でした。
カラフルなサンゴ礁を楽しむことができます。
アクティビティの中にバナナボートがあります。少し高めですが、風が爽快で気持ちが良いのでぜひやってみることをおすすめします。
プールはこのような感じで、もちろん塩水です。かなり深く、190cmくらいはあると思います。子供用のプールの方はかなり浅いので安心です。
リスが居ました。
チェックアウトをし、お昼を食べて、いよいよお別れの時間です。
スタッフが集まって演奏をしてくれました。
南国独自の陽気さがあり、とても感激しました。
帰りは行きの船より広いタイプでした。
無事、ジャカルタのアンチョール港に到着しました。

ジャカルタから1時間半で行けるリゾートは南国の陽気さに惑わされたりしましたが、本当に良い所でした。自由気ままに、お昼寝をしたり、音楽を聞いたり、海を泳いだり、プールで遊んだり、ゆったりとした時間が流れるすばらしい休日をきっと過ごせることでしょう。

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